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ポスターPRに関する専門用語・キーワード「P・Q・R・S・T」

「専門用語」「キーワード」一覧

ポスターPRに関する専門用語・キーワード「P・Q・R・S・T」

【P】
■P to P
peer to peerの略で、インターネット利用者同士が直接情報を交換すること。

■PA
→パブリック・アフェアーズ

■パッケージ package
週品の放送の為の容器のことをいうが、容器としての物理的存在だけではなく、売るためのデザイン、アイデアが求められる。このため、工場からの出荷物としてではなく、広告や販促などと連動したデザインなどの展開が重要となる。

■パッケージ・プログラム packageprogram
すぐ放送することが可能なように、テープに収録されている番組のこと。番組だけでなくCMまで入っているものを完パケという。

■有料パブリシティ paid-publicity
本来無料であるパブリシティを、媒体料金や取材費・記事制作経費など自己負担し、記事を媒体社に掲載してもらう情報提供の方法。ペイドパブとも言われ、視聴者や読者がはっきり広告とは意識しない為、注目率が高くなる傾向にある。→記事体広告

■パルダの累積効果方程式 Palda model
広告の購買効果を測定するモデルで、1968年にK.パルダによって発表された。今期の広告効果は、前期の売上高と今期の広告費の影響を受けるという数学モデルである。これを士気で表すとSt=a+αAt+λSt-1(St:t期の売上高,At:t期の広告費、a,α:定数、λ:広告資本残存率、ただし0<λ<1)。このλを重回帰分析で求める。

■パネル panel
討論会の出席者、コンテストの審査員などから転じて連続調査の被調査者(対象)のことをいう。パネルを対象に行う調査がパネル調査である。

■パネル調査 panel survey
ランダムに選び出した特定の調査対象に対し同一の調査票を使って継続的に行う調査。調査対象によって、商品やサービスの購入、使用状況などを調査する消費者パネル商品やサービスの仕入れ、販売、在庫の状況を調査する小売店パネル媒体の視聴、閲読状況などを調査するオーディエンスパネルに分けられる。

■パロディ parody
衆知の作品や有名作品の表現を誇張したり、もじったり、模倣したりなどして、面白くつくり替えたものをいう。

■PT participation
番組内に設けられたCM枠を一部タイムセールスせずにスポットセールス枠として扱うこと。本来はタイム枠が売れ残ったときなどに使われていたが、最近は深夜帯を中心に最初からPT枠を設けている番組も多くなっている。→ネットスポット

■ペイ・パー・クリック pay per clici ; PPC
インターネット広告の報酬形態の1つで、クリック型成功報酬ともいわれる。アフィリエートサイト内に設置された広告を訪問者がクリックした回数に応じてサイト開設者に支払われる報酬。

■クリック保証型広告 click guaranteed ad., pay per click ad.
インターネットや携帯電話広告の掲載・課金方式の1つ。広告のクリック数が一定回数に達するまで掲載を行う。1クリック=○○円と設定された金額がクリックされるごとに課金されていき、サイトの管理者に報酬が支払われる。掲載期間内に保障クリック数に到達しなかった際には、掲載期間を延長したり、延長か広告配信の終了かを広告主が選択したりする。広告の表示回数が一定回数に達するまで掲載を行う(表示回数によって報酬が支払われる)方式をインプレッション保証型広告と呼び、リンク先広告主のサイトを訪れたユーザーが商品購入や会員登録などの行動を起こしたときにのみ報酬が発生する広告を成果報酬型広告という。→アフィリエート・プログラム、アフィリエート・マーケティング、ネット広告料金

■ペイ・パー・ビュー pay per view ; PPV
有料テレビの課金方式の1つで、視聴者が視聴した分だけ料金を支払う方式。CSデジタル放送やCATVなどで用いられている。狭義には1番組単位で課金する方式をいう。1日単位で課金するペイ・パー・デイ、数話に分かれる番組を一括で課金するペイ・パー・シリーズなどがある。インターネットのストリーミング放送やビデオ・オン・デマンドでも利用されている。

■ペイテレビ pay TV
無料で見られる民間放送と異なり、契約と料金支払いの必要なTV放送。

■PB
→プライベート・ブランド

■PCM放送 pulse code modulation broadcasting
デジタル化されたラジオ放送。パルス符号変調方式によりデジタル化した。衛星を使用するのが一般的で、CS放送ではミュージックバード1社が放送している。

■ピープルメーター people meter
テレビの個人視聴率の測定のためA.C.ニールセンが開発した装置。ピープルメーターの方式は、「アクティブ」と「パッシブ」に大別される。アクティブタイプは調査対象者がテレビ視聴の始めと終わりに自分専用のボタンを押して確認するシステムであるのに対し、パッシブタイプでは、光センサーなどで視聴者を推定するなどし、調査対象者の負担を少なくする方法をとっている。

■パー・イシュー・レート per issue rate
雑誌広告の発行1号あたりの広告料金。例えば、月刊雑誌に年間1500万円の契約で12号に出すとすると、パー・イシュー・レートは125万円となる。

■利益百分率法 percentage of profit method
目標利益を確保することを狙いとする、売上高でなく、利益額に一定比率を掛けて算出する方法の広告予算設定法の1つ。広告費、売上高、利益との関係を過去データから把握する必要がある。(売上高百分率)

■売上高百分率法 percentage of sales method
売上高比率法ともいわれている。広告予算設定法の1つ。売上高の一定比率を広告費とする方法。通常は前期の売上高に一定比率を掛けて算出する。計算しやすいこと、比率を過去の経験や業界の動向から導きやすいこと等の理由でよく利用されている。業界の競争状況が比較的安定しているときには有効とされる。しかし、広告と売上高との関係が常に一定とはいえず、設定の根拠が明確でないという批判もある。

■周辺的経路 peripheral route
精緻化見込みモデルにおいて、情報処理能力と動機が低い場合に広告メッセージ内容の周辺的な手がかり(タレントやイメージなど)を情報処理してから、最終的な態度変容を起こす経路のこと。→精緻化見込みモデル、中心的経路

■パーミッション・マーケティング permission marketing
企業が許可を得た消費者に対して、直接的な手段によってコミュニケーションを行うというマーケティング手法。またその許可を消費者から得て、長期的なコミュニケーションを継続していくマーケティングのこと。消費者に許可をもらったうえで送付するEメール(オプトインメール)などが例に挙げられ、インターネットを活用したマーケティング手法としてしばしば紹介されるが、インターネットを使わないコミュニケーション手段も含まれる。

■パーソナル・コミュニケーション personal communication
人を介したコミュニケーション形態。広告活動はマスメディアなどを利用したノンパーソナル・コミュニケーション(非人的媒体を用いたコミュニケーション)であるが、SP活動の一部にはサンプリングやデモンストレーション販売なのようにパーソナルな活動もある。また、戦略的な口コミ、店頭での接客販売や営業活動もパーソナルコミュニケーションを用いたマーケティング手段→人的媒体

■パーソナル・インフルエンス personal influence
マスメディアの効果を説明する仮説。カッツとラザースフェルドによれば個人の意見や態度と考えられているものは、その個人の所属している集団の規範である場合が多く、その集団の規範は、集団リーダーの影響を受けるというオピニオンリーダーの動きを重視した仮説。

■パーソナル・レター personal letter
ダイレクトメールの効果を高める為の手法で「私信」という形式を取り入れて、コピーにも購買意欲を高める工夫がされている。

■人的媒体 personal media
人間コミュニケーションの媒体となることで、口コミのこと。広告は非人的な提示であるから、人的媒体を含めないとするのが普通だが、現実の広告戦略策定に当たっては口コミをも加えたシナジー効果を考えるのが一般的。近年使用される「パーソナルメディア」とは別である。→パーソナル・メディア

■パーソナリティ personality
番組の主演者で、番組の流れをリードしていく人のことをいう。ナビゲーター(navigator)、アンカーマン(anchorman)、音楽番組の場合はディー・ジェー(DJ=Disc Jockey)ともいう。

■ペットネーム pet name
ブランドネームの傘下に、それぞれの商品アイテムレベルに付けられる名称を指す。サブブランドとも意味は近いが、より短期的・一時的な名前とされる傾向がある。家電業界で多く用いられている。

■PGR psycho galvanic reflex
→GSR

■フィランソロピー philanthropy
企業の社会貢献活動の総称。慈善事業への寄付というだけでなく、企業市民の立場から文化や環境へも積極的に貢献する活動も含まれる。→メセナ

■フィッシング phishing scam
有名企業などを装ったメールを送りつけ、受信者の個人情報を不正に入手する詐欺。フィッシングは釣りのfishingとは綴りが違うが、洗練された(sophisticated)方法で被害者を釣る。(fishing)という意味での造語だといわれている。信憑性が高いように思える内容のメールで「あなたの情報を確認したい」というような内容が書いてあって、それをを信じた受信者が、自分のクレジットカード番号やキャッシュカードの暗証番号、その他の個人情報を入力してしまう。フィッシング詐欺を防ぐ対策もいろいろと考えられているが、詐欺の手口は年々巧妙化している。

■フォトエージェンシー photo agency
フォトグラファーの仲介やストックフォトのレンタル、撮影作業受注などを扱う写真専門の代理業のこと。

■ピクトグラム pictgram
絵文字、絵ことばの総称。ノイラートが開発したアイソタイプが期限であるとされる。道路交通標識、空港や駅の案内板、非常口の表示など誰が見てもすぐに意味がわかるデザインとして制作され、利用される。標識の他にも、例えば「くすりの適正使用協議会」は患者による薬の誤飲を防ぐためのピクトグラムを開発し、普及に努めている。

■パイロット・サーベイ pilot survey
大規模な調査を行う前に実験的に行われる小規な模調査。この調査の目的は、質問項目や回答選択肢を決めるためその質問の仕方や尺度を決めるため回答の出現率によって標本数を決めるためなど。

■場所取り(スペース取り) placement
新聞・雑誌への広告出稿を申し込むこと。また掲載日(号)、掲載面・ページなどを広告主の希望に沿う形で媒体社と交渉し決めること。

■留置法 placement method
調査対象者に、調査票を直接届け、必ず対象者本人が記入することを依頼し、調査票を預け、後日回収する方法のこと。主に質問ボリュームの多い調査で使われる。自由回答でなく事前に用意した選択肢に○印とつける形式の質問が多い。

■PLC
→プロダクト・ライフ・サイクル

■ポッドキャスティング Podcasting
米コンピュータメーカー、Apple社の携帯型オーディオプレーヤー「ipod」にパソコンで制作、インターネットに配信するネットラジオを自動録音し、好きな時に好きな場所で聴取できるシステム。専用ソフトに自分の好きなネットラジオ局のアドレスを登録しておくと、最新の放送内容が公開されるたびに自動的に受信し、ipodに転送する。2003年頃から米国で始まり、日本でも広がり始めている。

■ポイント point
活版印刷における活字のサイズを表す単位。1ポイントの大きさは約72分の1インチ(約0.3514)角。

■POP広告 point of purchase advertising
購買時点広告ともいわれ、店頭に提出される広告。ポスター、メリット表示、ディスプレー、チラシ、プライスカード、サービス案内など多岐にわたる。店頭での意思決定を促進させる役割を果たす。セールス・プロモーションに含まれることもある。→販売促進

■POSシステム(POS調査) point of sales system
販売時点情報管理システム。商品に付けられたバーコードとそのコードを読み取る端末。そしてデータを記録、処理するコンピューターから構成される。売れ筋、死に筋などと呼ばれる売上指標の計算、在庫管理に有効なシステムである。また、地域プロモーション、店頭プロモーションなどの効果測定のデータも提供している。

■ポールサイン pole sign
柱、ポールを用いた広告や標識を取り付けてある看板をいう。展覧会、店頭で採用されるものや屋外広告など多種にわたるが、地域特性を生かした標識など公共性の高い広告メディアとしても広く活用できる。

■ポップアップ広告 pop-up advertising
インターネットのページを表示しようとすると、自動的に別のウインドウが立ち上がり広告が表示されるという手法。ユーザーの拒否反応が強い。

■POP広告 point of purchase advertising
購買時点広告ともいわれ、店頭に提出される広告。ポスター、メリット表示、ディスプレー、チラシ、プライスカード、サービス案内など多岐にわたる。店頭での意思決定を促進させる役割を果たす。セールス・プロモーションに含まれることもある。→販売促進

■ポータルサイト portal site
インターネットで情報を集める際の入り口となるウェブサイトで、玄関サイトともいわれる。検索エンジンやリンク集を核に、ニュースや株価などの情報提供サービス、ブラウザから利用できる電子メールサービス、チャット、電子掲示板などの機能を備えている。インターネットを利用するためのさまざまな機能を無料で提供することによって、利用者を増やし、サイトに掲載する広告で収入を得る。ヤフーやグーグルなどの検索系、マイクロソフトなどブラウザ系のほか、新聞、テレビなど媒体系などが構築している。

■ポートフェリオ portfolio
広告制作者個人のそれまでの広告作品を集めたもの。もともとポートフェリオ自体は、紙ばさみの意味。広告制作者が新しいクライアントに自分を売り込みに行くときに、これまでの経験や業績を示すために使う作品集。

■ポジション・アド position advertising
屋外看板のようにターゲットへの露出のため、特定の地点に設置された広告で定置広告ともいう。→定置媒体

■定置媒体 position media
交通広告および屋外広告の総称である。POP広告、屋外サインも含めるのが一般的である。

■ポジショニング positioning
消費者の頭の中に、自分たちのブランドをどのようなものとして位置づけてもらうかを考え、それを実現するようなコミュニケーションを行うこと。競合ブランドとの関係から自社ブランドがどのような立場にあるべきかが明確になることも多くある。レンタカーのエイビス社は、業界で2位であったことを使って「私たちはナンバー2です。だからこそもっと頑張ります」という広告活動を行った。これはナンパー2はナンバー1にはかなわないという一般の人々の認識を逆手にとって、ナンバー1企業よりナンバー2企業のほうが努力するというポジショニングを成功させた。

■ポジティブ・アピール(ポジティブ・アプローチ) positive appeal/positive approach
広告商品を使った結果のすばらしさを伝え、商品を購入しょうかどうかという消費者の迷いを軽減させようとする広告表現の方法。商品のよい面や利用者にとってのメリットを強調する。→ネガティブ・アピール/ネガティブ・アプローチ

■ポジ・フィルム Positive film
ネガフィルムから焼き付けた陽画のフィルムのこと。TVCM撮影に使用されるフィルムは35のネガフィルムだが、撮影後、現像されたオリジナル・ネガに別のフィルムを密着させてポジ・フィルムをおこす。

■事後調査 posttest
広告変数の操作を行った後に市場の反応を測定する調査のこと。広告変数の効果を測定する目的で行われる。効果は(事後の測定値)-(事前の測定値)と定義される。事後調査には、直後調査と一定期間をおいた後のフォローアップ調査とがある。

■POSシステム(POS調査) point of sales system
販売時点情報管理システム。商品に付けられたバーコードとそのコードを読み取る端末。そしてデータを記録、処理するコンピューターから構成される。売れ筋、死に筋などと呼ばれる売上指標の計算、在庫管理に有効なシステムである。また、地域プロモーション、店頭プロモーションなどの効果測定のデータも提供している。

■POSシステム(POS調査) point of sales system
販売時点情報管理システム。商品に付けられたバーコードとそのコードを読み取る端末。そしてデータを記録、処理するコンピューターから構成される。売れ筋、死に筋などと呼ばれる売上指標の計算、在庫管理に有効なシステムである。また、地域プロモーション、店頭プロモーションなどの効果測定のデータも提供している。

■ポテンシャル・オーディエンス potential market
潜在的な、または将来見込める読者または視聴者のこと。

■強力効果論 powerful effect model
マス・コミュニケーションの効果が直接的で強力なものであるとする理論のことで、1930年代から40年代にかけてのマス・コミュニケーション研究の中心的な考え方であった。

■PPM
プロダクト・ポートフォリオ

■プリ・プロダクション pre production
CM制作プロダクションが、撮影までにしなければならない準備作業をいう。企画・演出・出演者・進行制作予算などの確認、スタッフ間調整、ロケ準備などを行う。

■プリ・プロダクション・ミーティング pre production meeting;PPM
広告主、広告会社、制作会社の責任者や制作スタッフが撮影前に行う最終確認のためのミーティング。確認事項としては、企画・製作意図・演出プラン・出演者、セットデザイン、ロケ地、衣装、小道具、音楽、スケジュールなどである。

■プリセリング pre-sellig
購入時ではなく、事前に消費者が購入する商品・ブランドを決定している状態。

■プリエンプション preempt,preemption
特別番組放送のために局側がその時間帯のレギュラー番組を休止する行為。通常、特別番組のスポンサーはレギュラー番組のスポンサーとは無関係に集められる。→休止

■プリエンプション preempt,preemption
特別番組放送のために局側がその時間帯のレギュラー番組を休止する行為。通常、特別番組のスポンサーはレギュラー番組のスポンサーとは無関係に集められる。→休止

■プレミアム premium
商品を購入したことに対して与えられる景品のこと。

■プレミアム・キャンペーン premium campaign
販促キャンペーンの1つで、ある一定期間に景品、懸賞、賞金などの方法を使って、顧客の購入誘引を図ること。景品表示法第3条「過大な景品提供の制限」に基づく消費者景品告示、その運用基準の規制および業界ごとの公正競争規約等の規制を受けることになる。

■プレゼンテーション(プレゼン) presentation
広告会社が取引中の広告主や見込み広告主を対象に、キャンペーンの計画や提案を提示したり、発表したりすることでプレゼンともいう。競合で行われるプレゼンをコンペともいう。メディアから広告主への説明や製作会社が広告会社や広告主に説明する場合も含まれる。広告主からのオリエンテーションは、プレゼンテーションに含まれない。→オリエンテーション

■一次データ/二次データ primary data/secondary deta
一次データとは特定の目的のために新しく収集されるデータのことで、主に実験やサーベイを通じて収集される。二次データとは他の目的のために自己または他者が事前に収集しているデータのことで、社内に蓄積されている内部データと社外の機関などに蓄積されている外部データがある。

■プライムタイム prime time
1日のうちで最も視聴率の高い時間帯。通常、19時から23時までの4時間を指す。日本特有の時間帯として、ゴールデンタイム(和製英語、19時から22時までの3時間)もなども使われる。

■プライミング効果 priming effects
認知心理学において、ターゲットになる語や図形の提示の前にある語や図形を提示すると、ターゲットの認知にかかわる反応の速さや正確性が促進されたり妨害されたりする。このような事前刺激提示(プライム)の効果の総称である。

■印刷媒体 print media
広告媒体のうち、印刷物を通じて情報を伝えるもの。新聞、雑誌などの他、ポスター、新聞折り込み広告、ダイレクトメール、カタログなども含まれる。

■プライバシー・マーク privacy mark
個人情報の取り扱いについて適切な保護処置を講じる体制を整備した事業者に使用が認められるマーク。1998年から(財)日本情報処理開発協会が運用している。

■プライベート・ブランド private brand
流通業者が自分で企画して発売する独自のブランドを指す。メーカー・ブランドであるナショナル・ブランドに対してこう呼ばれる。

■商品広告 probuct advertising
商品やサービスの特徴を訴えかけるための広告のこと。広告訴求内容による分類で企業広告と商品広告に分けられる。商品の販売促進のための広告という意味で使われることが多い。→企業広告

■プロデューサー producer
広告制作会社にいて、企画から完成までの全作業の管理責任者のことをいう。企画・演出管理、出演者管理、制作進行管理、品質管理、製作予算管理などの作業のほか、広告主、広告会社などとの折衝作業もある。

■製版同盟 producer-retailer alliance, manufacturer-retailer alliance
大規模製造業者と大規模小売業者が、情報を共有化することによって、新製品の開発や流通の効率化などを期待して行う戦略的提携のこと。

■プロダクト・ベネフィット product benefit
その商品から消費者が得られる便益。商品の性能や客観的に測定できる商品の効能を機能的ベネフィット、商品の持つ雰囲気や使用から得られる感覚を情緒的ベネフィットと大別されることもある。その商品のベネフィットが何であるかをはっきりさせ、広告の訴求ポイントとする。

■製品コンセプト product concept
製品が買い手にもたらす便益(ベネフィット)、形態や技術の新しさ、特徴をさす。この製品はどのようなものであり、誰が、いつ、どのような状況で使用し、どんなメリットがあるのか、といったことを端的に表現したものである。製品の基本特性であり、競合する他社製品との対比を際立たせるためのポジショニングともなる。広告表現に生かされるもの。

■製品差別化 product differentiation
自社製品を、品質、機能、イメージなどの点で競合他社製品とは異なったもの(差別化)であると消費者に知覚させ選好させること。マーケティングでは、自社製品を他社製品から区別するために、商品にいくつかの特徴を付与し、その特長を買い手に強調すること。ブランドをつけることはこの意味で大きな意義を持つ。

■プロダクト・ライフ・サイクル product life cycle
商品には人間の一生と同じように、導入期、成長期、成熟期、衰退期があるという考え方。PLCと略される。それぞれの時期に応じて、課題と対応戦略があると考えられている。PLCの考え方には異論もあるが、管理者にとっては、戦略の立案上有効な枠組みとなりうる。

■プロダクト・マネージャー product manager
商品の開発段階から、販促、広告、営業などのマーケティングのすべての側面にわたり総合的に調整を行なう管理者のこと。プロマネと略されることもある。マーケティングの予算を管理し、マーケティング戦略の決定権を持ち、最終の成果に対する責任も負う。→カテゴリー・マネジャー

■プロダクト・アウト product out
企業が製品の開発を行う際の姿勢で、市場のニーズよりも企業側の意思、技術力を優先する立場を示す。対になる言葉としてマーケット・インがある。→マーケット・イン

■プロダクト・プレースメント product placement
映画やテレビの番組内で、広告主の商品を使い、認知やイメージを高めようとする広告手法。広告主は、商品を制作側に提供する。CMよりも商品に対する視聴者の需要度が高いという長所がある。商品の表現について制作側から制限される場合もある。製作者側も広告主も共同のキャンペーンが張られるというメリットがある。

■プロダクト・ポートフォリオ product portfolio (matrix)
ボストンコンサルティンググループによって考案された商品や事業の管理方法の1つ。横軸に「相対的市場シェア」、縦軸に「市場成長率」をとったマトリクスを用いて、自社の商品や事業を問題児、花形、金のなる木、負け犬の4つのカテゴリーに分類する。そして、そのマトリクスによって潜在収益力を判定したうえで、事業資金をどこに配分するかを決定する。PPM(product portfolio matrixの略)ともいう。

■プログラム・アナライザー program analyser
ラジオ、テレビ番組(プログラム)の好き嫌いを時間の流れに沿って測定する機器。被調査者は5段階尺度で評価ができる端末を使って番組の好き嫌いを示す。このインプットはコンピュータで集計され、興味曲線としてアウトプットされる。CMテストに応用すれば、被験者がCMのどの部分に興味を抱いたかが解り、広告の効果測定と改善に役立てることができる。

■番組制作費 Program Productioncost
ラジオ・テレビ番組を制作するためにかかる費用のことで、企画費・原作料・脚本料・美術費・音楽費・タレント出演料などから構成される。

■プロモーション・ミックス promotion mix
多種の販売促進手段の中から、どのような戦略のもとに、どの手段を使い、どのように組み合わせるかを計画すること。マーケティング目標に従い、最適なミックスを考案することが求められる。

■プロモーショナル・アド promotional advertising
直接的に販売促進を意図した広告で、長期的なイメージ形成よりも短期的に売上増加を狙う広告活動を意味する。

■宣伝 propaganda
特定の組織や個人が、ある目標の達成のために、さまざまコミュニケーション手段を使うことで、多数の人々の態度や行動を自分たちの意図のする方向に導こうとする活動のこと。ローマカトリックの普教活動に由来する。欧米ではナチスやソ連の情報活動や政治宣言を連想させるネガティブなイメージが強い。日本では広告やマーケティング活動全般を指して使われることが多く、きちんと区別されていない。

■プロポーザル proposal
「提案書」を意味する英語。広告会社が広告主から示されたテーマについてプランニングを行い、それを企画書にまとめて提案する書類。

■見込み客 prospective customer
商品の購入を見込める顧客層。マーケティング計画・広告計画を展開する場合には、自社商品の潜在顧客や見込み客を世帯数別・所得別・職業別など、様々な属性で把握することが必要である。

■PR会社 public relations agency
広告会社の一形態で、PRを専門的に取り扱う。日本でもPRの重要性が認識されるにつれ存在が認識されるようになってきている。→PR(パブリック・リレーションズ)

■PGR psycho galvanic reflex
→GSR

■サイコグラフィックス psychographics
市場を幾つかの同質のグループに分割する場合において、心理的特性や価値観、行動特性から分類する手がかり、要因のこと。商品・ブランドの知名・理解の程度や情報量、使用量や使用履歴、ブランド・ロイヤリティ、商品に求めるベネフィット、パーソナリティ、媒体への接触状況などが利用される。

■心理的変容 psychological change
環境条件や情報によって受け手の心理状態に変化が生じること。受け手側に環境条件の変化を認知できる能力と情報を受け入れる以前から持っている態度・心理的傾向(先有傾向)があること、もしくは情報が先有傾向を変化させるだけの説得効果を持っていれば心理的変容をつくり出せる。

■心理学的調査法 psychological research method
投影法や深層面接法、行動観察法など臨床心理学における調査手法を応用したもの。購買動機調査に使われる。データの集計分析のために心理学における数量化の考え方を取りいれたほか、客観性を持った科学的なアプローチを目的としてタキストスコープ、GRS、脳波計といった実験機械を導入している。

■心理測定法 psychometric method
心理学研究において統計学の理論に裏付けられた数量化の方法のこと。知覚・感覚を扱う精神物理学的方法知能・性格などを測定するテスト社会的態度、嗜好の数量化(尺度づくり)の三つが主要テーマである。データの収集、処理が科学的、客観的要件を備えることで、今日の心理学の基礎となった。

■PT participation
番組内に設けられたCM枠を一部タイムセールスせずにスポットセールス枠として扱うこと。本来はタイム枠が売れ残ったときなどに使われていたが、最近は深夜帯を中心に最初からPT枠を設けている番組も多くなっている。→ネットスポット

■パブリック・アフェアーズ public affairs
PR・広報という考え方から発展させ、情報を公衆や利害関係者に一方的に発信するだけでなく、ある公共問題について、関係者の納得と理解を求めるために行われる企業コミュニケーション活動。双方向のコミュニケーションが重視される。PRと同義的に用いられるが、PRという用語の持つニュアンスが必ずしも良くないため、PRに代えて使用されるようになった側面もある。

■公告 public notice
法律や条例で実施することが定められている広告で、決算公告、破産公告、競売公告などがある。

■PR(パブリック・リレーションズ) public relations
企業・団体が消費者や公衆との間に、好ましい関係をつくり出し、信頼と理解を得ることを目的とした活動。情報を発信する広報活動だけでなく、外からの情報を受信する公聴活動も含む。PRの中にマス広告も含めることがあるが、必ずしも正しい用法ではない。→パブリック・アフェアーズ

■PR会社 public relations agency
広告会社の一形態で、PRを専門的に取り扱う。日本でもPRの重要性が認識されるにつれ存在が認識されるようになってきている。→PR(パブリック・リレーションズ)

■公共広告 public service advertising
公共の福祉や社会性・公共性への人々の意識や関心を高めるねらいで行われる広告。公共奉仕広告とも呼ばれる。企業や非営利団体などが独自に行う場合と、公共広告機構(AC)が実施する場合がある。

■パブリシティ publicity
広報活動の一形態。企業、団体、個人が、ある事業や商品についての情報が無料でメディアに取り上げられることを意図して発信する方法及びメッセージ。

■肖像権 publicity right of portrait
自分の姿を勝手に撮影されたり、写真などを他人に利用されることなどを拒否できる権利のこと。プライバシーの面からの人格的権利と経済的側面からの経済的権利の二面があると解釈されている。広告タレント契約は肖像権の広告使用に関する契約の代表的なものであり、広告チェックの重要な項目である。→パブリシティの権利

■プル戦略 pull strategy
広告やプロモーションによって直接消費者に働きかけ、その需要と喚起し、販売につなげようとする戦略法。プッシュ戦略と対比される。→プッシュ戦略

■PCM放送 pulse code modulation broadcasting
デジタル化されたラジオ放送。パルス符号変調方式によりデジタル化した。衛星を使用するのが一般的で、CS放送ではミュージックバード1社が放送している。

■パルシング pulsing pattern
広告出稿パターンの1つ。脈を打つように広告の出稿量を増減させる。

■購入意向率(意図) purchase intention, intention to buy
商品を買う買わないに関わらず、買う意向を示した比率。ぜひ買いたい、買ってもよい、買いたくないなどの質問で購入意向の強度を測定することが多い。

■プッシュ戦略 push strategy
営業力・販売力を用いて、最終消費者よりも流通業者へのプロモーションを重要とする販売戦略。セールスマン、デモンストレーション、販売援助金などの手法が中心。この逆をプル戦略という。→プル戦略


【Q】
■Qレーティング Q(quality)-rating
テレビ番組の思考を測定するスコア。番組の「好き」の程度を5段階の尺度で測定する。Q={その番組を気に入っている人の数÷(標本数-その番組を見たことのない人)}×100.→Fレーティング

■QRコード
2次元コードの一種で、読み取り機にとって読み取りやすいコードをねらいに、デンソーウェーブ(開発当時はデンソーの一部門)が開発、1994年に発表された。通常のバーコードより盛り込める情報量が多く、カメラ付携帯電話で読み取り、ウェブサイトに誘導すると言うマーケティング手法が使われている。

■定性調査 qualitative research
数量データを用いない調査。問題解明の基本方向を探るときやアイデアの導出、仮説の設定名などに利用される。深層面接法、グループインタビュー、観察法などが使わてれる。

■定量調査 quantitative
数量データを用いる調査を示す。質問紙を用いた調査対象者の多いサーベイ調査、視聴率調査や広告注目率調査はこれにあたる。

■準世帯 quasi-household
従来の国勢調査の世帯区分は普通世帯と準世帯に分けられ、準世帯とは「下宿人、間借り人、会社の寮に居住する単身者など同一の場所に住むものの家族ではない集団」と定義されていた。しかし、1985年の国勢調査からは、一般世帯と施設等の世帯に区別されることになった。したがって、それまでは準世帯と区別されていた単身者も生計を別にしている場合には、単独の世帯、つまり一般世帯とみなされるようになった。

■Qレーティング Q(quality)-rating
テレビ番組の思考を測定するスコア。番組の「好き」の程度を5段階の尺度で測定する。Q={その番組を気に入っている人の数÷(標本数-その番組を見たことのない人)}×100.→Fレーティング


【R】
■日本ラジオ広告推進機構 RABJ(Radio Advertising Bureau Japan)
ラジオ広告の効果的な活用方法を研究し、その成果を広告主や広告会社に無料提供する非営利の第三者機関。2004年10月発足。ラジオのマーケティング活用のための事例やラジオに関する既存データの整備、、リスナーのプロフィール、ラジオのメディア・ミックス効果、リーセンシー効果等の独自調査のほか、全国統一方式によるラジオ聴取率調査の実現に向けて側面のサポートを行う。

■ラジオ広告 radio advertising
【特定性】時間帯によって特定層を強く意識した番組作りで(オーディエンス・セグメンテーション)、広告もその層を想定して流すことができる。【親近性】人間の声で語りかけることにより、親近感や温かみを与える。【想像性】視覚のもに働きかけるので、聞き手の想像力をかきたてる【非抵抗性】リスナーはながら聴取しているので、自然に情報が耳に入り抵抗なくメッセージ内容を覚える。 などのいくつかの特性がある広告。家庭外では自動車内での聴取が多いが、震災対策の必要性やラジオ付き携帯電話の普及により媒体価格が見直されている。

■無作為抽出法 random sampling method
調査の対象となるすべての人(母集団)の中から、少数のサンプルを抽出する際に、各サンプルが等確立で無作為に摘出されることを条件とする標本抽出法。

■ランク・ダウン rank down
編成上の理由(例:緊急特番編成、ナイター時間延長)等で、当初はある特定のタイムランクで放送が予定されていたCM枠が、下位ランクの時間枠に移行して放送される場合をいう。

■媒体料金 rate
媒体の広告スペースや時間の価格のこと。広告料金、掲載料金ともいう。

■購入率 rate of purchace
最近の購入経験率。→購入経験率

■聴取率 rating
ラジオ番組、スポットへの接触率のことをいう。これはテレビの視聴率にあたる。ただしラジオの場合は個人の接触率のみを指す。

■視聴率調査 rating research
視聴率とはあるテレビ番組をその地区の住民のうちのどれくらいが視聴したかを示す推計値。日本では2000年にニールセンが視聴率調査から撤退した後は、ビデオリサーチの視聴率調査のみになった。全国主要11地区では毎日モニター世帯調査が行われ、標本数は関東・関西・名古屋地区が600世帯、その他では200世帯。一般に、視聴率と言えば関東地区におけるその番組の放送時間全体の平均世帯視聴率を指すことが多い。また、ウェブサイトを対象とした視聴率調査についても研究・開発も進んでいる。→視聴質

■理性訴求 rational appeal
広告商品やサービスを選択することがいかに理性的で賢明な行動なのかを納得させることに意味を持ち、 広告物の制作するにあたり、経済性、安全性、有利性、信頼性、効率性などを用いて、合理的な論拠を挙げて広告メッセージの信頼性を高めようとする方法。→情緒訴求

■リーチ reach
広告の到達率。ターゲットとする人々に、その媒体が放送・販売される地域内で特定期間内に広告メッセージが1回以上到達した割合。

■リーチ管理主義 reach management policy
マインド・シェアの維持やブランド認知の獲得などといった広告目標を達成するために必要な有効リーチを算出し、そのリーチを広告投下量の基準とすること。メディア戦略の基準として、最もリーチを重視する広告管理システム。

■リーチ・マックス reach max
ターゲットに対してどのビークルの組み合わせが最もリーチを獲得できるかという媒体選択の考え方。オーディエンスの重複やターゲットの適合度を考慮した上で、少ないビークルでできるだけ幅広くカバーできる組み合わせを求める。

■リーダビリティ readability
読み易さ。印刷広告のコピーは、文章的、デザイン的に読み易いことが基本。

■閲読率 readership
特定新聞の購読者の中で、その日付の新聞を読んだ人の割合を新聞閲読率という。この閲読者が新聞広告注目率、精読率調査の対象者となる。→広告注目率、精読率

■広告注目率(リーダーシップ・スコア) readership score
印刷媒体の広告の記憶率を示すスコア。広告を提示してその広告の記憶を、確かに見た見たような気がする見たことがない、という基準で測定する。注目率={(確かに見た人+見たような気がする)÷新聞を読んだ人}×100、で計算される。

■リーズン・ホワイ・コピー reason-why copy
理屈で広告商品やサービスの素晴らしさを説明し、説得しようとする広告コピー。

■再生法 recall test,recall method
記憶を測定する方法の1つ。商品のブランド、広告の内容などについての一切のヒントを与えずに思い出させる方法(純粋想起)と、言語によって簡単なヒントを与える方法(助成想起)の2つがある。

■再生法 recall test,recall method
記憶を測定する方法の1つ。商品のブランド、広告の内容などについての一切のヒントを与えずに思い出させる方法(純粋想起)と、言語によって簡単なヒントを与える方法(助成想起)の2つがある。

■リーセンシー効果 recency
博報堂がアーウィン・エフロンのリーセンシー論を紹介したことで関心を集めるようになった、直前に接触した広告が購買行動に影響を与える効果(日本民間放送連盟による定義)。「広告メッセージは商品を購入しようとしている消費者に対して、最も直接的に機能する」という考え方に基づく。空間・行動的に購入に近い「近接性」、心理的に購入準備のできているときに広告メッセージを届ける「受容性」による2つの切り口がある。投資効果を上げるため、高いリーセンシーを持つ消費者に対する広告露出を高める方法を考えることをリーセンシー・プランニングという。

■再認法 recognition method
ロゴマークや、パッケージ、広告物などを見せて記憶の程度をを測定する方法。

■認知率 recognition rate
ある刺激を認知した人の比率。ブランド認知、商品特性、広告認知の認知などがある。→知名率

■レクタングル広告 rectangle advertising
長方形(レクタングル)の形状をしているバナー広告の一種。レギュラー・サイズは、左右300ピクセル×天地250ピクセル。→バナー広告

■準拠集団 reference group
個々人が所属していると考えている集団のことで、個人の態度形成や行動に影響を与えるものである。例として家族、学校、会社、趣味の仲間、友人などが挙げられる。マーケティングにおいては、製品あるいはサービスへの態度や購買意思決定に準拠集団の影響が見られる。

■リージョナル・マガジン regional magazine
地域限定の雑誌媒体。

■トンボ register mark
多色(カラーの場合、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)印刷する場合、各色がずれないように色を重ねる必要がある。そこで、各色版の同位置に付けた十字型の目印のことをいう。その形がトンボに似ていることからこう呼んでいる。

■レジストレーション registration
登録。会議等に参加の意志を表明するために、登録要旨に必要事項を記入して会議事務局に送ること。事務局では登録料の入金を確認し、参加者に登録番号と共に確認書を送付する。会議開始前に会議場で会議参加確認書を提示し、名札や会議資料を受け取る、などの手続きが行なわれる。

■レギュラーバナー regular banner ad
AAAA(アメリカ広告業協会)とANA(全米広告主協会)により組織されたCASIE(Coalition for Advertising Supported Information and Entertainment)及びIAB(Interactive Advetising Bureau)によって標準化された、バナー広告の標準サイズで、左右468ピクセル×天地60ピクセル。→バナー広告

■レギュラー・スポット regular spot
番組内の同じ時間帯に、最小1クール(3ヶ月)単位で定期的に放送するスポットのこと。

■リレーションシップ・マーケティング relationship marketing
消費者をはじめとするステークホルダーとの長期的安定的関係の構築・維持が利益をもたらすという考え(関係性パラダイム)をとるマーケティング戦略。リレーションシップ・マーケティングの実行には、ターゲットの特定化、互恵的な関係の維持、双方向コミュニケーションが重要である。

■リマインダー広告 reminder advertising
商品やサービスの購入、使用を広告の受け手に思い出してもらう目的で行われる広告。

■調査設計 research design
調査を実施するためのデザインである。標本数、標本抽出法など標本設計、質問紙の設計、調査方法、調査スケジュールなどの実査(フィールドワーク)設計、集計計画、分析計画、調査経費などを明らかにする作業である。

■記憶率/記憶保持率 retention rate
情報に接した集団の中で、学習した情報が時間の経過につれてどの程度保持(忘却)されているかを表したもののこと。一般的には忘却率、忘却曲線として表現される。記憶の適度を調べるため、広告効果測定では、再生法、再認法が利用される。

■RFM分析 RFM analysis
主に通信販売において、顧客を識別するために用いられる分析手法のこと。RFMとは最終購入日からの経過時間(recency)、一定期間内の購買頻度(fre-quency)、購入金額(monetary value)のことであり、RFM分析ではこれらを組み合わせることのよって顧客の重要性を判別する。1930年代に米国の大手通信販売会社がカタログの発送先を選別するために導入したのが始まりであり、現在ではクーポンなどの消費者向けSPの使い分けにも利用されている。

■RFM分析 RFM analysis
主に通信販売において、顧客を識別するために用いられる分析手法のこと。RFMとは最終購入日からの経過時間(recency)、一定期間内の購買頻度(fre-quency)、購入金額(monetary value)のことであり、RFM分析ではこれらを組み合わせることのよって顧客の重要性を判別する。1930年代に米国の大手通信販売会社がカタログの発送先を選別するために導入したのが始まりであり、現在ではクーポンなどの消費者向けSPの使い分けにも利用されている。

■リッチメディア広告 rich media
動画や音声も使用できるHTML、Flash, Javaなどのインターネット言語によって作成されたインターネット広告。インターネット初期の広告よりも使用可能な色の数が増え、インタラクティブな反応ができるようになった。→インターネット広告

■アクセス権 right of access
「公的情報閲覧請求権(right of access to public information)」「公的電波利用件(right of ac-cess to public airwaves)」「裁判を受ける権利(right of access to justice)」など、英語で言えばtoの後ろに付く言葉でさまざまな意味を持つが、「公的情報にアクセスする権利」「自己情報にアクセスする権利」に大別できる。ただし、日本では特に「マスメディアへのアクセス権(right of access to mass media)」の部分で理解されることが多い。憲法における方言の自由の基で、色々な意見や批判がマスメディアを通して発表できるかのように思われるが、現実には経済力でメディアを支配する者の発言のみが公表される。経済力が弱いものや少数意見で当ても、メディアに取り上げられる権利があるといった意味で使われるのが「マスメディアへのアクセス権」である。

■パブリシティの権利 right of publicity
芸能人やスポーツ選手などの有名人の肖像や名前を商品に付けたり、広告に利用することによって得られる社会的評価や経済的な利益を利用する財産的権利。肖像や名前は、本人が利用する権利を独占的に有する。タレントが無断でその肖像をカレンダーに使われたことに対して損害賠償を求めた裁判では、パブリシティ権が認められたが、競馬のゲームソフトに実在の競走馬の名前が無断で使われたケースでは、最高裁で物(この場合は馬)のパブリシティ権は否定されている。

■ロードサイン road sign
道路、特にハイウェーに沿って立てられてる広告掲示板(ビルボード)。

■ROP run of paper,run of press
新聞用カラー印刷方式の一種。カラー部分と墨(黒色)刷りを同一紙面に同時に印刷する方式で、プレプリント方式(カラー部分をあらかじめ印刷したものを巻き戻しておき、これに墨刷りを加える)と区別される。凸版やオフセット(平版)といった版、また2色、3色といった色数には関係ない。

■ロシター・パーシー・グリッド Rossiter and Percy glid
ロシターとパーシーが、購買意思決定への関与の高低と情報型と変換型という購買動機のタイプによって、ブランド態度の形成過程が異なることを提示したモデル。情報型動機は否定的動機とも呼ばれ、現在の問題を解決したり、将来起こりうる問題を回避するような、否定的状態の解消が主な購買動機となる。例えば、頭痛の解消効果を直接的に訴求した鎮痛剤の広告などがこれにあたる。一方、変換型動機とは、より望ましい状態への変換を実現したいというもので、具体的にはおいしいものを食べたい、他人から褒められたい、テーマパークで楽しみたいといったような肯定的な動機づけである。高関与・情報型動機の場合には、購買につながる確信的態度を形成するために、イメージなどよりも商品の成分や性能、使用方法などの具体的情報が必要となる。低関与・情報型動機には、1つか2つのベネフィット主張により態度形成が可能である。関与の高低にかかわらず、変換型動機の場合には、真実味のある感情表現が重要である。高関与・変換型動機の場合には、具体的な情報も提示するほうが、より確信的な態度を形成しやすい特徴がある。またスナック類や飲料などの低関与・変換型動機から購買される製品の広告では、広告への好意的態度からブランドにも好意が転移するような、周辺的経路による態度形成がされやすい。→情報型動機、変換型動機、And、周辺的経路

■ローテーション rotation
テレビ広告では、数社が提供しているタイムCMで公平を期すために、CMの登場順序をずらしていくことを指して使う。日本独自の使い方。

■ルートセールス route sales
メーカーや販売会社が一定ルートを巡回して商品やサービスを小売店や職場に販売する活動。配送、代金回収のほか、販売促進も重要な業務である。メーカーの系列化政策、すなわちメーカー主導型のマーケティング上における商品の流れに沿ったセールス活動の総称。

■日常的反応行動 routinized response behavior
消費者が製品属性やブランドの特徴を良く知っている場合、購買行動を起こす前にいろいろと調べたりせず、既に知っているものやいつも買っているものを選んでしまうこと。→限定的問題解決、拡大的問題解決

■ルビ ruby
難しい漢字や、筆者が意図どおりに読ませたい漢字の横または上に付けられる小さな活字のこと。(ふりがな)

■ROP run of paper,run of press
新聞用カラー印刷方式の一種。カラー部分と墨(黒色)刷りを同一紙面に同時に印刷する方式で、プレプリント方式(カラー部分をあらかじめ印刷したものを巻き戻しておき、これに墨刷りを加える)と区別される。凸版やオフセット(平版)といった版、また2色、3色といった色数には関係ない。

■ROP run of paper,run of press
新聞用カラー印刷方式の一種。カラー部分と墨(黒色)刷りを同一紙面に同時に印刷する方式で、プレプリント方式(カラー部分をあらかじめ印刷したものを巻き戻しておき、これに墨刷りを加える)と区別される。凸版やオフセット(平版)といった版、また2色、3色といった色数には関係ない。


【S】
■サブリミナル効果 sabliminal effect
サブリミナルとは識閾下刺激という意味で、意識されなかったり刺激を感じないような、人間が知覚可能な最低レベルの刺激強度以下の強さで提示される刺激のことであり、そうした刺激を用いた広告のことをサブリミナル広告とよぶ。1957年にヴィカリー(J.Vicary)が、ニュージャージー州フォートリーの映画館で映画「ピクニック」の上映中に1/3000秒の速さにより、「ポップコーンを食べよう」「コークを飲もう」というメッセージを5秒間隔で挿入したところ。ポップコーンの売上高が57.7%、コークの売上高が18・1%増大したという実験結果を報告したことから話題となった。ただしこの実験自体の信憑性が問われており、またさまざまな追試が行われているものの、サブリミナル刺激の効果ははっきりしていない。

■セールスマニュアル sales manual
セールスマンの手引書のことで、統一性や効率性が加味されている。日常のセールス活動に必要な資料や手続きなどから企業情報、商品情報、関連法規、技術資料、さらには慶弔、エチケットなど一般常識まで広く盛り込まれている。

■販売目標基準法 sales objective method
広告予算設定法の1つで、目標課題達成法の一種。コミュニケーション目標よりも販売額、シェアといった売上目標を達成するために必要な広告費を算出する方法。広告費と売上の関係を把握する必要がある。→目標課題達成法

■売上高テスト sales performance test
広告の効果を売上高で測定すること。広告量、広告表現、媒体配分など広告活動に付随する条件を地域別に変更して広告活動を実施し、各条件設定に対応するコントロール地域の設定が必要である。

■販売促進 sales promotion
広義には広告を含めた需要拡大のために行われる活動を指すが、狭義には消費者や小売業、卸売業などを対象にして、直接的な購買行動の刺激づけを図るための諸活動を指す。広告活動と連動してマーケティング活動の動機を満たすことになる。消費者、流通業者、社内関係者へのきめ細かい戦略のもとで、工夫が凝らされた各種手法がとられる。インセンティブ、ディスプレー、コンテスト、景品提供、値引き、イベント、組織づくりなどの各プロモーション活動がある。販促と短縮していわれることが多い。従来のメーカー主導型のほかに、メーカータイアップを主体とする流通主導型の販促形態もある。セールスプロモーション活動。

■セールストーク sales talk
セールスマンや店員が商品やサービスを売り込むときの売り文句の内容や話術のこと。広告におけるメッセージの意味でも同義語に使われる。

■サンプル sample
調査では、ある決まりで母集団から抽出された標本(調査対象者)のことをいう。標本を抽出することをサンプリングといい、確率的抽出法と非確立的抽出法とに大別できる。→標本調査(サンプリング調査)マーケティングや販促では、無料で配布される試供品や見本のことをいう。商品特性の理解を深めるには実物に直接触れることが有効である。このためメーカーは、市場導入時に試供品や見本を無料で大量に配布する。これをフリー・サンプリングという。

■標本調査(サンプリング) sampling survey
調査対象のすべてを調査することは不可能であるか、可能であっても膨大な時間と費用を要することが多い。その代わりに母集団の一部を標本として抽出し、これを調査するすることにより母集団を推定することができる。また標本誤差も確立論的に推定できるので多くの社会調査で使われている。

■衛星放送 satellite broadcasting, direct broadcasting by satellite
赤道上空の静止軌道に打ち上げた人工衛星搭載の中継器(トランスポーター)を使い、地上から発射した電波を衛星で受けて地上に送り返し、全国の受信者に番組を送る放送。日本では、衛星に搭載したトランスポーターの数が少ない反面、出力が大きいため地上のアンテナが小さくてすむ放送衛星(BS)が先行、NHKが1984年にアナログでの試験放送を始め、90年には民間放送も加わり実用放送となった。一方、通信衛星(CS)はトランスポーター数は多いものの、出力が小さいため、地上のアンテナは大きくなるので当初はCATVへの配信などに使われていたが、その後の技術発展で、小型アンテナでのCS視聴が可能になり、92年からCSでの有料放送(テレビ、PCM音声放送)が始まった。テレビ放送のデジタル化技術が進み、96年からCSデジタルテレビ放送が始まり、チャンネル数は飛躍的に増えてきている。2000年12月からはBSデジタル放送も始まった。CSデジタル放送は有料放送主体だが、BSデジタル放送は無料放送(広告収入に依存する)が中心。→CSデジタル放送、BSデジタル放送、BS放送

■衛星放送媒体 satellite broadcasting media
放送衛星(BS)や通信衛星(CS)を使ったテレビの多チャンネル放送拡大とともに、デジタル化の進展に対応して、広告媒体として衛星放送媒体が注目されている。BS受信機は電話線につないで放送局に簡単な信号が送れることから、視聴者がリモコンのボタンを押してCMの懸賞に応募できるなど双方向性を生かして広告効果を高めることが可能である。

■満足保証 satisfaction guaranteed
購入した製品に消費者が満足しなかった場合、いかなる理由であっても購買金額の返金や商品の交換が可能であると約束されていること。通信販売業界において広く浸透している。

■スキャンデータ(スキャンパネル調査) scan panel research
商品についたバーコードをスキャナーで読み取った情報をオンラインで収集し、消費者の購買行動を時系列的にとらえようとする定量的な調査方法のこと。売上に及ぼす広告や販促活動、価格設定、陳列方法、天候といった要因の影響を正確に把握できる。店頭でデータを収集する「店頭スキャンパネル」と家庭で収集する「ホームスキャンパネル」がある。

■スキーマ Schema
心理学用語で、ある対象や出来事に関して、まとまって記憶されている情報や知識ということを意味する。広告の1つの目的は、商品(ブランド)に関するまとまりを持った知識を伝達することで、その記憶内容がブランドスキーマである。同じように消費者自身についての理想の自分像(自己スキーマ)や、ニーズと購買行動との関係についての知識(問題解決スキーマ)なども、広告で伝達すべき目標となりうる。

■スクリプト script
ラジオのCMや放送番組の台本のこと。

■シームレス・コミュニケーション seamless communications
統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC)で用いられる用語で、つなぎ目のない(シームレス)コミュニケーションという意味である。消費者視点に立てば、消費者は「これは広告だ」、「これはSPだ」と識別して見ているわけではなく、すべてを企業あるいはブランドの情報として受け取っている。したがって、各コミュニケーション手段間で一貫性のあるメッセージを伝達する必要がある。ここでシームレスな(つなぎ目のない)コミュニケーション活動が求められることになる。

■検索エンジン search engine
インターネットのウェブサイトで公開されている情報をキーワードなどを使って検索できるウェブサイトのこと。検索サイトに企業などが掲載するバナー広告の料金で運営がされているため、利用者は検索するのに料金を払う必要はない。検索方法は、公開されている情報の全文を蓄えておき、キーワードによって検索する全文検索型と、カテゴリー別に分類されているディレクトリー型の2種類に大別できる。全文検索型はキーワードを検索する一種のロボット的ソフトウエア重要な役割を果たす。最近では全文検索型でもディレクトリー型の情報提供をしているところが増え、またディレクトリー型のサーチエンジンにも検索機能が搭載されるようになってきた。全文検索型ではGoogieやgooなど、ディレクトリー型ではYahoo!が有名。

■SEO search engine optimization
検索エンジン最適化の略。検索エンジンが表示する検索結果の上位に自分のウェブページが表示できるように工夫すること、またそのための技術。インターネット上の膨大なウェブページの中から求めるページを探すために検索エンジンを使うが、検索エンジンは登録されているページをキーワードに応じて表示する。表示する順番は検索エンジンによって独自の方式で決めている。一画面に表示される件数には限りがあるため、検索結果が上位に表示されるほうが目に付きやすく、訪問者も増える。特に、全文検索を行い、一定のアルゴリズムに従って検索するロボット型エンジンでは、アルゴリズムの解析、適切なキーワードの選定、リンク数の増加などによって、検索結果を上位に持ってくることが可能になる。→検索エンジン

■二次的欲求 secondary needs
心理的欲求。一時的欲求に対して用いられる。社会的な欲求と自己的な欲求がある。社会的欲求とは、例えば、人々と友好関係を持ちたい、ある集団に帰属したいという欲求であり、自己的欲求とは、他人に認められたい、他の人々を支配したいというような欲求のこと。

■シーズ seeds
企業(主に製造業者)がもつ新技術のこと。成熟市場においては消費者が自身の持つニーズに気づいていない場合があるので、シーズをベースにした新製品を提示することで潜在的なニーズが掘り起こされることもある。→ニーズ

■セリングポイント selling points
商品が持ついくつかの品質や特性のうち、購買者の利便を満足させ、販売時に強調するもののことをいう。セールスポイント(sales point)と同じ意味。

■SD法(セマンティック・ディファレンシャル法) semantic differential method
オスグッドとスーチ、タンネンバウムによって発表された「意味の測定」で紹介された尺度法による意味の作用の測定方法である。反対の意味を持つ形容詞(句)のペアによって定義された尺度の上で、あらゆる種類の記号の情緒的内包的意味を測定できるとされている。企業イメージの測定、消費のパッケージデザイン、広告表現評価の測定などに用いられている。

■記号論 semiotics
言語をはじめあらゆる現象を記号として分析しようとする研究方法のこと。現代の記号論は米国のパースとスイスのソシュールから始まり、パースの流れは哲学的記号論へ、ソシュールの流れは科学的記号論へと向かった。原理論的な研究は発展途上にあり模索を続けているが応用記号論の領域では多彩な展開となっている。広告の記号論のほか、芸術の記号論、都市の記号論、演劇、コスモロジー(象徴人類学)の記号論もある。ボードリヤールは社会記号学によって、記号消費、象徴交換といった新しい消費理論を打ち出した。記号論からマーケティングへのアプローチをセミオティック・マーケティングという。

■SEO search engine optimization
検索エンジン最適化の略。検索エンジンが表示する検索結果の上位に自分のウェブページが表示できるように工夫すること、またそのための技術。インターネット上の膨大なウェブページの中から求めるページを探すために検索エンジンを使うが、検索エンジンは登録されているページをキーワードに応じて表示する。表示する順番は検索エンジンによって独自の方式で決めている。一画面に表示される件数には限りがあるため、検索結果が上位に表示されるほうが目に付きやすく、訪問者も増える。特に、全文検索を行い、一定のアルゴリズムに従って検索するロボット型エンジンでは、アルゴリズムの解析、適切なキーワードの選定、リンク数の増加などによって、検索結果を上位に持ってくることが可能になる。→検索エンジン

■サービス・フィー service fee
広告会社が行うマス媒体以外のサービス業(マーケティング、クリエーティブ、SP、PRなど)に対して広告主から受け取る報酬のこと。広告会社が外部に対して支払う費用(アウト・オブ・ポケット)はフィーには含まれない。フィーの算出方法としては、コスト・プラス方式(実際にかかった費用に15%のフィーを掛けて請求する)、もしくは作業にかかった時間に人件費を掛けさらにそこに利益をのせたものを請求する方式などがある。→コミッション

■役務商標 service mark
商標のうち、有形の商品ではくサービスにつけられるもの。実際には店舗、サービス提供者のユニフォームや自動車などにつけられる。宅配業者の使うクロネコやペリカン、飛脚のマークなどが代表的。

■セット set
テレビやラジオの受像機や受信機のこと。舞台の装置を指す。

■セット・トップ・ボックス set top box
テレビ受像機に接続することでさまざまなサービスが受けることができる機器の総称。受像機の上に置くことが多いため、こう呼ばれる。ケーブルテレビ網に接続して番組を受信する機種や、電話回線を接続してインターネット接続やデジタル放送を受信する機種もある。

■セッツ・イン・ユース(セット・イン・ユース) sets in use
ある特定の日の特定の時刻にスイッチが入っているテレビ、ラジオの受信機台数のこと。世帯数でなくセットの台数の比率である。レーティングのシェアを計算する際の母数になる。→HUT

■シェア・オブ・オーディエンス share of audience
ある時間帯に利用されているラジオの聴取者、テレビの視聴者農地での、特定局の聴取者、視聴者が占める割合をいう。各局のシェア・オブ・オーディエンスを合計すると100%となる。

■シェア・オブ・マインド share of mind
消費者の心の中で、特定ブランドや特定企業の占める割合。消費者に対して数あるブランドや企業を対象に知名度、好意度、好ましいイメージなどを尋ねた場合の回答で特定ブランドや特定企業の占める割合である。マーケットシェアと対応させて使われる。シェア・オブ・マインドは高くても、マーケットシェアが低いこと、またその逆もある。流通力や広告投入量、価格政策や販促策の上手下手などが原因としてあげられる。

■SOV(シェア・オブ・ボイス) share of voice
広告投入量シェア、広告量シェア。ある製品カテゴリーにおける全広告量を分母とした当該製品ないし企業・ブランドの広告量の割合。広告効果は投入の絶対量(例えば広告費やGPR)よりも、競争相手との比較で見る相対量(シェア)で決まると考える立場から重要視される数値。製品カテゴリー、対象地域の設定の仕方により数値は異なってくる。

■シャーマン法 Sherman Act
米国版トラストの基本法(1890年制定)で、シャーマン反トラスト法とも呼ばれている。取引制限の競売、結合の禁止、独占の禁止を規定した連邦法である。連邦取引委員会法とクレイトン法は、このシャーマン法の補完的法律である。

■ショッピング・ヒストリー shopping history
購買履歴のこと。POSデータの形式や消費者パネルデータの形式で記録されるものがある。また、インターネット・ショッピングにおいては、個人顧客の購買履歴データをサーバーに蓄積し、顧客のブラウザにこれまでの購買商品や、ブラウザ上のショッピング・カートに入っている商品を表示することが可能である。

■ショート・メッセージー・サービス short message service
PDAや携帯電話のショート・メールのことで、SMSと表記されることもある。短いメッセージをやりとりするためにつくられたサービス。

■ショーイング showing
屋外広告の量を示すために使われる指標。ある地域の人口の100%にリーチできる(その屋外広告の前を最低1回は通過する)のが100ショーイングといい、50%へのリーチなら50ショーイングといい。

■袖看板 side signboard
建物から道路面に突き出した看板のことで、縦長のもの(着物の袖のように)を一般にさす1。横長のものは突き出し看板といって区別するのが普通である。大きさ、掲出法などに対して安全性・美観風致の維持の視点などから種々の規制がある。

■シルバーマーケット silver market
世代別に市場細分化をした際の、高齢者市場を指す。これまで企業は若者を中心にマーケティング戦略を立案してきたが、少子化者高齢化社会が進むにつれて、時間に余裕があり、若者以上の財力を持ち、なおかつ消費意欲も従来思われてきた以上に高い高齢者が新たな市場として注目されている。

■シミュレーション(シミュレーション・モデル) simulation/simulation model
現実や市場実態の「模擬演習」「模倣」のこと。想定される市場に起こりうる現象を実験的に予測し分析すること、またはそのモデルのこと。マーケティングにでは、商品や広告の市場投入に多額の資金と労力を必要とするため失敗は許されない。そこで計画を実行に移したとき、どんな効果・結果がもたらされるかを予測するコンピュータモデルの開発が各方面で行われている。

■サイマル放送 simulcast
アナログ放送とデジタル放送とで同時に同一の番組を放送すること。2003年12月から地上波デジタル放送が始まったものの、この放送は従来のアナログ受信機では見ることができない。アナログ受信機を使用している視聴者を保護する必要があるので、2011年7月にアナログ放送が終了するまではサイマル放送が義務づけられている。

■シングルソース・データ single source data
1人の人から収集されたさまざまな側面のデータ。マーケティング・シミュレーション・モデルの開発には、1人の消費者から人口統計学的な、個人の人格的属性データ、消費データ、媒体データが収集されることが望ましい。どのような性格、ライフスタイルの消費者が、どのような商品・ブランドを消費しており、どのような媒体、ビークルを利用すれば効率よくメッセージを届けられるかを確実に把握することができる。

■状況分析 situational analysis
マーケティング・リサーチにおいては、新たな市場機会と既存市場での成長機会(opportunity)および脅威(threat)となる原因を発見すること(→SWOT)をいう。一方、広告計画においては、広告主が現在直面している市場についての情報、消費者・利用者についての情報、商品についての情報、競争相手の活動についての情報を分析し、把握することをさす。

■シズル広告 sizzle advertising
シズルとは、肉を焼いたときのジュージューという音のこと。転じて魅力的な音を立てて商品の魅力を高めようとする広告をさす。例としてはボトルの栓を開ける音や炭酸飲料の噴き出す音、飲料を注ぐ音などが挙げられる。

■スリーパー効果 sleeper effect
信頼性が低い情報源から得られた情報であっても、時間の経過とともに信頼性の低さがもたらすマイナスの効果が消え、コミュニケーション効果(意見変容、態度変容など)が時間の経過とともに大きくなる現象をいう。情報源の信頼性の忘却のほうが、情報内容の忘却より速いためにこのような現象が起きる。仮眠効果、居眠り効果などと訳されることもある。情報源の信頼性が眠ってしまうという意味でこの名が付けられた。

■スライス・オブ・ライフ slice of life
典型的な消費者の日常生活をドラマ仕立てによって表現する広告表現手法。特に生活上しばしば起こりうる問題に対して、広告される製品が解決手段となるといった内容が多く見られる。

■逓減料金 sliding rate
出稿量が多くなるほど広告単価が逓減する制度のことをいう。通常、スライド料金と呼ばれている。→フラットレート

■スローガン slogan
ブランドやキャンペーンのコンセプトを簡潔に表したフレーズのこと。音楽を付けてジングルとして展開されることもある。

■SNS
→ソーシャル・ネットワーキング・サービス

■ソーシャル・コミュニケーション social communication
企業が社会との良好な関係を維持・創造するために行うあらゆる種類のコミュニケーション活動の総称。狭義には、コーポレート・フィランスロピー、メセナなどの社会貢献活動をいうこともある。

■ソーシャル・マーケティング social marketing
個別の企業や消費者のためにではなく、広く社会の利益を拡大するという立場に立って社会問題を解決するために行われるマーケティング活動のことである。発展途上国での家族計画の普及、人種差別問題、飲酒運転禁止、文化活動などさまざまな活動が想定できる。非営利組織のマーケティング活動のことを意味することもある。

■ソーシャル・マーケティング・エージェンシー social marketing agency
広告会社の一つの形態で、ソーシャル・マーケティングに関するサービスに強みを持つ。→ソーシャル・マーケティング

■ソーシャル・ネットワーキング・サイト Social Networking Site;SNS
コミュニティ型のウェブサイトのこと。サイトの参加者が友人を紹介しあったり、共通の目的や関心を持つ人と知り合うことで人間関係を広げていくことを目的とする。既存の参加者からの招待がないと参加できないサービスと、自由に参加できるサービスとに分かれる。自分の経歴や写真などを公開できる機能や友人に別の友人を紹介する機能、サイト内の友人だけ閲覧できる日記帳、友人間でメッセージ交換に使う掲示板などの機能が提供される。一般のネットの電子掲示板などでは匿名の書き込みが多いが、SNSでは原則として参加者の実名や経歴などがわかっている。2003年頃米国で誕生し、日本では04年頃から登場、代表的なサイトとして「mixi」や「GREE」がある。有料サービスもあるが、多くは無料サービスで、サイト内に掲載される広告や、友人に本やCDなどの商品を推薦する機能を設け、そこから上がる売上の一部を紹介料として徴収する収益モデルになっている。

■SE(サウンド・イフェクト) sound effect
音響効果のこと。音楽以外の音素材を、映像の背景に流して伝達効果を上げる。自然音、擬音だけでなく、最近はデジタル機器による合成音も増加してきている。

■サウンド・ロゴ sound logo
企業や商品のイメージを統一するために使用する。一定の個性的な音響や音楽のことをさす。テレビやラジオのコマーシャルで使われ、コマーシャルの開始部分や終了部分に流れることが多い。

■情報源効果 source effect
広告のコミュニケーション効果のうち、広告主、使用する媒体や広告の登場人物・語り手などによって、メッセージに対する信頼度が大きく変動し、受け手に及ぼされる効果が異なってくること。

■SP
→販売促進

■スパムメール spam mail
携帯電話やパソコンに勝手に送りつけられるジャンク・メールのこと。携帯電話へのスパム・メールが急増したことにより、電話が繋がりにくくなるなどの障害が出たため、2002年には「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」および「改正特定商取引法」が施行された。→未承諾広告

■沈黙の螺旋理論 spiaral of silence
マスメディアを通じ、個人が多数派と認識する世論が形成され、そのような世論が同調への圧力を持つという理論。人々は自分の意見が世の中で多数派か少数派かを判断する直接的統計能力を持ち、少数派だと思う人々は孤立を恐れて沈黙を保ちたがる。そのため多数派の声が、螺旋が収束するようにますます増大するというものである。

■スプリット・ラン・テスト split run test
調査対象者を分割(スプリット)し、反応の違いから広告表現の効果を把握する調査方法のこと。具体的には、2種類以上の広告原稿を作成し、印刷機ごとに表現の異なる製版を使うと表現の異なる原稿が交互に印刷されて出てくる。配布地域はランダムに分割されるので、純粋に表現の違いによる広告効果を把握することができる。

■スポークスピープル spokespeople
広告主の立場に立って、広告商品やその企業のことを説明する人のこと。かつてはスポークスマンと呼ばれていたが、最近では性別を固定しないようにスポークスピープル、スポークスパーソンと呼ばれる。

■スポンサー sponsor
後援者という意味の言葉のことで、ラジオ・テレビの番組提供者から転じて、一般に広告主のことをスポンサーと呼ぶ。

■スポンサーシップ sponsorship
企業あるいはブランドが、社会、文化、芸術、スポーツ、エンタテインメントなどのイベントに金銭的・物的・人的支援をすること。見返りとしては、イベントにおいて企業名や商品名を独占的に露出する機会を得ることができる。イベントがメディアに取り上げられればパブリシティの効果も期待できる。→タイトル・スポンサーシップ

■スポット spot
正確にはスポットCMまたはスポットセールスのこと。状況によって2つの意味が使い分けられている。スポットセールスはステブレ、プライムタイムなどのスポットCMを流す時間枠の販売。スポットCM(テレビは15秒、ラジオは20秒が基本)は、時間帯などでの自由度が高く、新製品キャンペーンのような機動的、集中的な出稿に適している。タイムに比べて市況性が高く、料金が需要期と閉散期によって変動する。

■SP広告
マスコミ4媒体以外の媒体を活用する広告の俗称。セールス・プロモーション広告。電通の「日本の広告費」ではマス4媒体広告、衛星メディア関連広告、インターネット広告のほかにSP広告を区分し、DM、折り込み、屋外、交通、POP、電話帳、展示・映像などの広告を含くんでいる。

■ステークホルダー stakeholder
ステーク(stake)とは‘賭け’という意味。その企業の利害関係者、例えば、株主、顧客、取引先、一般消費者、地域住民、政府・公共団体などを指す。広報・広告活動においては、ステークホルダーの存在を常に念頭に置かなくてはならない。

■ステーションブレーク(ステブレ) station break
ある番組から次の番組へ移る間の時間のことで、当初は局名告知にも使われていた。もともとは1分間だけだったが、最近はステブレの周辺にミニ番組、ガイドCMなどが設けられて1分間で次の番組に移ることはほとんどない。ステブレはスポットCMの発祥の地ともいえ、現在でもスポットCMの中核をなす時間枠となっている。長時間番組の中に「中ステブレ」が設けられることもある。この場合、通常その前後で番組の提供チェンジが行われる。

■ストア・ロイヤルティ store loyalty
消費者が特定の店舗に対して持っている愛顧心のこと。

■絵コンテ story board
テレビコマーシャルの企画を説明するために用いるもので、コマーシャルの重要なシーンのイラストとその説明、音声部分や効果音などの説明を合わせて1枚のボードに書き込んだもの。ストーリーボードとも呼ばれている。→コンテ

■ストリーミング広告 streaming advertising
インターネット広告の1つで、ストリーミング技術により動画を表示する広告手法のこと。ブロードバンドの普及にともない展開されるようになってきた。

■スタジオCM studio CM
スタジオの中から放送するCMで、ワイドショーの中で放映されることが多い。ビデオだけではなく、生放送で行われる場合は「生コマ」と呼ばれることもある。→生コマーシャル(生コマ)

■スタイリスト stylist
画像・映像のなどの制作時に、出演者の衣装、帽子、靴、装身具、小道具などを選定、制作する人。

■サブスクライバー subscriber
有料テレビの契約者や雑誌の予約購読者のこと。契約時に契約者のプロフィールを登録すると、契約者の属性がわかるので、番組やメディアの利用者の特性が明確になり広告媒体としての価値が上がる。TVやインターネットなどのインタラクティブ広告では、サブスクライバー情報が価値を持ってくる。

■スーパーインポーズ superimpose
単にスーパーということのほうが多い。画面の上に文字など重ね合わせる技術のこと。CMに関連するものでは、提供広告主の表示に使われるほかロールスーパーによる告知などがある。

■別刷り supplement
通常の新聞本体(本誌)と別に刷られた特集版のことで、本誌と同日付で一緒に配布される。「第2部」「日曜版」「○○特集」などといった名称。

■サス sustaining program
スポンサーをつけることなく放送局がすべての経費を負担し作成する番組。サステイニング・プログラムの略でサスプロとも呼ばれる。これに対してスポンサーつきの番組をスポンサード・プロという。現在、民放で制作企画段階からサスプロとして扱われる番組はほぼなく、ほとんどが緊急事態発生によりニュース番組に変更となったためにサスとなるケースである。この場合、変更前の番組スポンサーには補償が行われる。

■スイープ・ステークス sweep stakes
日本におけるオープン懸賞に類するものである。米国連邦法では、スイーブ・ステークスに応募する条件として参加者に購入を義務づけてはならないと規定し、賞金の上限は金額、総量とも規制されていない。スイープ・ステークスの要素は、偶然性と賞金・懸賞の2つである。

■シンボルマーク symbol mark
企業や商品・ブランドを代表する象徴的な記号のこと。企業や商品の理念がそこにこめられてあり、視覚化されたメッセージとなっているため、第三者にとって識別しやすくなる。

■シンジケートデータ syndicate data
テレビの視聴率データのように、契約した会員社にのみ提供される調査データのこと。→シンジケート調査

■シンジケート調査 syndicated research
調査機関と契約した会員社にのみデータが提供される調査。シンジケートとは企業組合のことであるが、ギャング集団と言う意味で使われることがあるように、会員以外には排他的(exclusive)である。ただし排他的ではあるものの、独占的(closed)であるというわけではなく、会員になればサービスを受けることができる。テレビの視聴率データ、小売店・消費者パネル調査などに多いサービス形態である。

■シノプシス synopsis
番組企画やCMの企画説明などのために、ストーリーを大まかにまとめたもののことをいう。


【T】
■タブロイド版 tabloid
普通の日刊紙の1ページの2分の1の大きさ(B3判)を表す。この大きさの新聞はタブロイド紙と呼ばれ、夕刊即売紙や業界紙などに多いが、海外ではこのサイズの一般紙も多く存在する。→ブランケット判

■テーラード・ニュースペーパー tailored newspaper
読者の個々の注文に応じ、作成される新聞のことであり、オーダーメイド新聞ともいわれている。事前に欲しい記事内容、情報を登録し、その要望に応じて記事を出し、レイアウトしてネットワーク等を通じて読者へと伝送する。

■ターゲット target
一般には「狙撃対象」「的(まと)」のことを示すが、広告では訴求対象(通常、商品やサービスを購入してもらいたい消費者郡など)のことをさす。ターゲット・オーディエンスともいわれる。また、「表現ターゲット」として、商品のターゲットとは別に、広告表現上のターゲットを特に設定する場合もある。→広告ターゲット

■ターゲット・オーディエンス target audience
その広告の中心的な受け手と想定された読者・視聴者グループのことをいう。広告はすべての読者・視聴者にまんべんなく届かせるのではなく、ターゲット・オーディエンスを設定することで広告の効率性・戦略性をより高めることができる。その選択にあたってはデモグラフィクス(性・年齢など)、サイコグラフィクス(ライフスタイルなど)の基準がある。

■TRP target rating point
ターゲットの延べ視聴率のこと。GRPは世帯視聴率をベースにしているのに対し、TRPは個人視聴率をベースにしている。略称としてTRPまたはTARP(Aはaudience)が使われる。広告は個人への情報伝達と説得を目的としているので、広告効果測定の指標として重要な意味を持っている。→ターゲット・オーディエンス

■ターゲティング targeting
企業がある目的を達成するために適切だと思われる市場や顧客グループを選択するこという。広告の立場からは、ターゲット・オーディエンスの選択を指す。マーケティングの立場では、あるブランドにとって適切な市場や顧客グループの選択を指す。特にマーケティングの場合では、これをマーケット・ターゲティング(market targeting)と呼ぶ。これに類似した言葉として、ターゲット・マーケティング(target marketing)がある。マーケット・ターゲティングは、製品がすでに存在し、その製品に適切な市場を選択することを指すが、ターゲット・マーケティングでは、まず特定のニーズや欲求を持った市場を選択し、その市場に合う製品を企画、開発することを指すのである。

■ターゲティング・メール(ターゲティング・メール広告) targeting mail advertising
インターネット広告の配信を了承したユーザーのメーリングリストから、性別、年齢、趣味などの属性により広告商品のターゲットを絞り込み、そして配信するダイレクトメール型のメール広告のことをいう。

■TARP
→TRP

■目標課題達成法 task method
広告予算設定法の1つで、タスク法、目標基準法ともいう。広告目標課題を設定し、その目標を達成するためにどのような広告活動を展開すべきか計画し、その計画を実行するのに必要な諸経費を算定し、それらを積み上げることによって広告予算総額を決める方法。マーケティング計画の中で広告の果たすべき役割を明確にするというアプローチを採用するため、論理的には最も優れた方法であるが、実務面では、必要性の根拠を明快に示すことが困難なので、算定作業は難しいといわれている。

■ティーザ広告 teaser advertising
ティーズ(tease)とは「じらす」という意味で、キャンペーンの最初には商品の特徴や広告主をあえて隠し、消費者に「何の広告だろう、どうなるんだろう」といった期待を抱かせる。キャンペーンが進むにつれ、少しずつ情報をを出したり、発売直前に情報を開示することにより、ターゲットの関心を高めようとする広告手法である。

■テレシネ teke-cine
各種の電子的処理をするために、35mmフィルムで撮影したCMをビデオテープに変換する装置のことをいう。この作業を、フィルムからテープに変えるのでF to Tともいわれている。

■テレビ広告 television advertising
テレビで放映される広告のこと、日本の広告メディアの中で最も多くの広告費が費やされているといえる。デジタル地上波やCATV・衛星放送などの普及により、多チャンネル化が進みつつあり、ターゲットに応じたチャンネルの増加が予想される。テレビ広告の特性としては次のような4点が挙げられる。音声や動きのある映像によりインパクトが強いl(説得性)幅広い年齢層が気楽に楽しむ(親近性)新製品の発表、発売など販促活動と連動した広告展開ができる(速効性)放送広告基準のもとに情報が送り出されているため、視聴者も安心して情報を受け取ることができる(信頼性)

■提供テロップ telop
テレビ番組の提供表示露出用テロップのことをあらわす。

■テスト・マーケティング test marketing
商品を全国発売する前の段階において、特定の地域でその商品を試験的に発売し,その成果を分析することにより、その商品の可能性を測定しようとするマーケティング手法である。その地域に限定して広告キャンペーンを行い、シミュレーションに基づいて、全国発売したときの成果をより高い確度で予測するために用いられる。

■テスティモニアル広告 tesutimonial advertising
広告に専門家や商品使用経験者が登場して、その商品の特性・便益を説得的に説明するタイプの広告表現のこと。第三者による信頼性の獲得を狙っており、スポーツ用品の広告にプロのスポーツマンが登場するのはこの例にあたるといえる。→推奨広告

■テキスト広告 text(link)advertising
インターネットのWebサイト上にある広告であり、バナー広告などのように画像を使わず文字(テキスト)を用いている。リンクが張ってあり、クリックすると広告主の指定したサイトへジャンプするようになっている。

■テキスト・マイニング textmining
文章(テキスト)を処理してパターンを発見しようと言う手法。分析には専用ツールを用いて、特定の単語の出現率を計算したり、同じ分にどういう単語とどういう単語が一緒に存在するかという共起性を導き出したりすることや大量の定性データを比較的短時間に処理することが可能となっている。単語間の結びつきおよび強さはビジュアルで表現できるので、ブランド間の連想後の違いや広告表現効果が見やすくなった。

■放送法 The Broadcast Act
放送が健全な発達を遂げることを目的に、放送番組、放送運営全般を規制する法律。1950年制定。公共放送期間としての日本放送協会(NHK)の設立、運営、財政、番組、監督についての規定、民間放送の番組編成、広告放送の実施などについて規定している。

■不当景品類及び不当表示防止法 The Premiums and Representations Act
独占禁止法の補完法として、不当な表示・広告活動や過大な景品類提供の規制を行うため1962年に制定され、公正取引委員会が運用にあたっている。優良誤認、有利誤認、誤認されるおそれのある表示のいずれかに当たる不当表示(不当広告)には、排除命令や警告などの措置がとられる。従来、特定の広告活動が不当表示であると証明する義務は公正取引委員会側にあった。しかし、不当な広告を規制する迅速な措置が求められ、2003年、景品表示法が改正された。公正取引委員会は、不当と疑われる表示をした事業者に対して期間を定めて(原則として15日)、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができるようになった。資料の提出を求められた事業者が当該資料を提出しないときは、不当表示とみなすことができる。

■PL法(製造物責任法) the Product Liability Act
製品の欠陥によって、消費者が生命、身体、または財産に損害を被ったとき、製造者等(製造業者、加工業者および輸入業者)の「過失」の有無にかかわらず、製品に「欠陥」があることを消費者側が証明すれば、製造者側は損害を賠償する責任がある(製造物責任)ことを定めた法律。1995年施行。

■テーマ・パーク theme park
乗り物やゲーム等が集まる単なる遊戯場(遊園地)に溜まらず、独自のテーマ(世界観)を有し、そのテーマに沿った各種アトラクションが集結する施設のことをいう。又、遊具だけにとらわれず鑑賞や滞在といった要素も含まれ、施設全体が特定テーマに沿って構成されているといえる。

■認知的不協和理論 theory of cognitive dissonance
フェスティンガーの理論。ある認知対象者に対して、これまでの体験と論理的に一致しない体験をすること、そこに不協和(なんとなくいやな感じ)が生じる。そこで態度や行動を変えることによりその不協和を軽減しようとしたり、不協和の発生を避けようとする。そのために情報に対する選択的接触などが起こる。これを認知的不協和理論という。乗用車の購入でいえば、あるモデルの購入後に、買わなかったモデルを高く評価する情報に接するといやな気分になる。そこで自分が購入しなかったモデルについての広告を排除しようとする。逆に自分の購入したモデルの広告は自分にとって心地の良い内容なので積極的に見聞きする。これが認知的不協和の軽減である。

■サムネイル thumbnail skethc
簡単なアイデアスケッチのこと。ラフスケッチ(rough skech)ともいう。アートディレクターが、浮かんだ発想を視覚化するために直ちにスケッチするもので、数多く描かれることが多い。発想の確認やクリエーティブチーム内の整合に使われるものであり、仕上げの度合いは問わず、発想が理解できる程度であればよい。

■タイアップ tie-up,tie-in
日本語では、マーケティング活動上の相互協力関係のことを指す。業界では、複数企業が共同でキャンペーンを行うことを指すことが多い。英語ではタイインと言われている。→タイイン、共同広告

■タイアップ tie-up,tie-in
日本語では、マーケティング活動上の相互協力関係のことを指す。業界では、複数企業が共同でキャンペーンを行うことを指すことが多い。英語ではタイインと言われている。→タイイン、共同広告

■タイム time
正確にはタイムセールスという。スポットセールスがスポットCMを販売するのに対して、タイムセールスは番組内にCMを流すことを条件にテレビ番組自体をセールスすることをいう。このCMをタイムCMと呼び、スポンサーから見てこの行為を番組提供と呼ぶ。スポンサーには電波料と制作費が請求される。昔は1番組を1スポンサーが提供が原則であったが、最近は何社かによる共同提供が中心である。番組の前後に提供スポンサー名を表示するのを提供表示というが、その表示方法、社名のアナウンスの仕方にはタイムCMの買い上げ量に応じた決まりがある。ネット番組のセールスはネットタイムと呼び、ローカル番組のセールスはローカルタイムと呼んでいる。スポンサーから見たタイムの購入動機には、番組のイメージと企業のイメージの相乗効果、毎週同一時間での反復訴求効果などがある。

■ツームストーン広告 tombstone advertisement
ツームストーン(墓石)広告とは、英字紙などの海外媒体において、その形態が墓石のように見えることから名づけられた、写真やキャッチフレーズのない文字だけの広告を総称したものを意味する。しかし現在は、一般的にシンジケートローンやM&Aの告知、株式の新規公開や社債発行時等に幹事金融機関が掲載する広告のことを指す。

■トータル・コミュニケーション total communication
企業の行う様々なコミュニケーション(広告、PR,SP,その他)を、一貫性と整合性を持たせ、統合を図る考え方のことをいう。→IMC

■トータル・マーケティング total marketing
マーケティングの各機能(4P[プロダクト、プライス、プレイス、プロモーション]など)が全体として最も有効に働くように総合的に考えることをいう。企業全体として顧客や市場に向けた方向付けのもとに、マーケティング活動を実施する考え方のことである。

■トータル・プランニング total planning
トータル・コミュニケーションの考え方に基づいて、広告だけでなく、PR,SP,パブリシティなどを総合して1つの方向に整合性を持たせるように計画する考え方のこと。

■流通広告 trade advertising
産業広告、消費者広告に対する用語で、小売業者や卸売業者などの流通業者に向けた広告。スーパーや百貨店などの流通業者が展開する広告も流通広告というが、これは業種による分類となる。

■トレード・キャラクター trade character
単にキャラクターともいい、「不二家のペコちゃん」のように擬人化した人物や動物等の視覚化したシンボルを示す。「個性」の強調や差別化をねらいとしており、共感を呼ぶような表現をとることが多い。

■トレード・ドレス trade dress
米国で確立されている知的財産権の1つであり。ブランド名を示すブランドマークに使われている字体や特徴的なデザインや色彩、容器の形状や素材などで作り上げられる全体的な印象を指し示す。ゆうけいのしょうひんだけでなく、店舗の内装から外観、店員のユニフォーム等も含まれる。ただし、商品の機能的な属性に基づく物はトレード・ドレスからは除外されるのである。

■商標(商標法) trademark law
商標とは、文字、図形、記号、立体的形状もしくはこれらの結合またはこれらと色彩とを結合したもので、商品およびサービスについて使用するものをいう。商標法はこれら商標の権利保護を目的とし、先願登録主義を採用しているのが特徴である。産業財産権の代表的なものである。→先願登録主義

■トラフィック traffic
広告会社の中で広告作業が円滑に進むように調整する部門や担当のことを指す。広告計画から納入までの進行を調整し、管理する。

■標的市場 traget market
マーティング活動を行うときに対象とする市場のこと。標的市場は市場全体ではなく、特定の限定されたあるいは細分化された市場である。→市場細分化

■変換型動機 transformational motivation
より望ましい状態への変換を実現したいというもので、具体的にはおいしいものを食べたり、他人から褒められたいと思ったり、テーマパークで楽しみたいといったような動機づけのことである。→ロシター・パーシー・グリッド、情報型動機

■交通広告 transit advertising, transportation advertising
電車、バス、タクシー、飛行機などの公共交通機関、および駅や空港などの付帯施設に掲出される広告。中吊り広告、窓上広告、ラッピング広告、駅貼り広告、電飾看板などがあげられる。→中吊り広告、ラッピング広告、駅貼り(駅掛け)広告

■トランジショナル広告 transitional ads
あるインターネットのページから別のページに移るときに、スプラッシュページもしくはリダイクトページと呼ばれる広告を自動的に見せる広告手法である。

■交通広告 transit advertising, transportation advertising
電車、バス、タクシー、飛行機などの公共交通機関、および駅や空港などの付帯施設に掲出される広告。中吊り広告、窓上広告、ラッピング広告、駅貼り広告、電飾看板などがあげられる。→中吊り広告、ラッピング広告、駅貼り(駅掛け)広告

■TRP target rating point
ターゲットの延べ視聴率のこと。GRPは世帯視聴率をベースにしているのに対し、TRPは個人視聴率をベースにしている。略称としてTRPまたはTARP(Aはaudience)が使われる。広告は個人への情報伝達と説得を目的としているので、広告効果測定の指標として重要な意味を持っている。→ターゲット・オーディエンス

■ツー・ウェイ・コミュニケーション two-way communication
双方向のコミュニケーションの意味である。マス広告は通常広告主から消費者へと一方的にメッセージが流れるワン・ウェイ・コミュニケーションであるが、調査によって消費者からの情報をフィードバックし、できるだけ双方向で情報が流れるような仕組みづくりが重要であるされている。インターネットが実現し、既存のマスメディアとインターネットの融合も急速に進んでいる。

■タイプフェース typeface
活字のインキが付着する部分をいう。又は書体のこという。

■タイポグラフィ typography
文字表現のデザイン処理のこという。情報伝達に適合したスペース、書体、大きさ、字間、字数、行間、行数等の選定だけでわなく、注目度、可読性、美しさなどへの配慮が重要である。


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